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「ルルブ」 [GAMES…演る。]

週末の3日間、年に1度のアナログ・ゲームの祭典「JGC(JapanGameConvention)」に参加してきた。今年10年目になる、2泊3日で宿泊を伴うかなり大きなイベントである。会場・宿泊は磯子の横浜プリンスホテル。3人部屋だが今年は同室希望が特になかったので、初めて逢う方2人と同室になった。
全国各地からアナログ・ゲーマーの集まる数少ない機会。参加する方も普段プレイ時間・場所・仲間に事欠くことが多く、「同志」としての連帯感の強くなる「濃い」空間。いきおい初対面でも「距離」はかなり近くなる。
お互いテリトリーに踏み込まないまでも親しく会話をさせていただいたが、同室になったお二人ともが時々言う単語にピンと来なくて、言葉が腑に落ちるまで少々時間がかかってしまった。
それが「ルルブ」である。
「るるぶ」ならJTBの発行しているムック形式の旅行ガイドだが。ゲームしに来るのに、それは不要か。ついでに近場の観光?それもなさそう。
…文脈から判断するに。

「ルルブ」=「ルール・ブック」。

あ、そうか。近頃はそう言うのね。若いコらしい略語。
と、気付く。そうか、ルール・ブックって確かに「冒険(たび、と読むw)ガイド」か。
TRPGのルールブックは大概A4サイズで厚さ15~20mmほどになる。それなりに重いのだが、これは絶対プレイすると決まっているもの以外はどのゲーム(システム)を使うかわからないので、決まってはいなくてもやりたいものを選んで持ってくるのだが、そもそもやりたいからこそ買うものなので、数冊は鞄に入れてくることとなる。(無駄になることも多いが)

旅行ガイドがなくても旅はできる。同様にルール・ブックがなくともゲームはできる。大抵はGMが情報提供してくれるから。
しかし、これは攻略本と違って「世界の解説書」だ。その世界に精通しているか、人任せな成り行き冒険者なら不要かもしれないが、自分の足でその世界を歩くには、基礎知識はあったほうがいい。
また、パーティで行動することがほとんどなのだが、自分のことは自分でやらないと他人の時間を割いてもらうことになるのでそのゲームが気に入って何度も遊びたいならば、自分で持っていたほうが良い。
つまりは、どの「ルール・ブック」を持ってくるか、は「入れ込み具合」のバロメーターでもあるわけだ。そのため他人の持参したものにも当然興味が沸くし、同室なら、ついでに数少ない?女性ゲーマーなら余計に気になる、と言うことになる。

それにしても「ルルブ」とは良く言ったものだ。アナログ・ゲーマーにどのくらい偏見があるのかは計りかねるが、通常の会話で使っても他人には海外旅行の話でもしていると聞き流してもらえるだろう。(効果のほどは、やはり計りかねるが(^^;)
なによりも、「ルール・ブック」と言う「面倒臭い解説書」が、突然「旅の供」として
ワクワクするもの、愛しいものに変わった気がするのだった。

「言葉のマジック」は本当にさりげなく、どこにでも転がっているものである。
どなたか知る由もないが、最初にそう略称した方に、乾杯。


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コメント 2

LEE

ルールブックって、一つの読み物にもなるとおもうのであります
最近のゲーム、昔のゲームの焼き直しばっかで読む気おきませんです
古き良きゲームのルールブックがなつかしい・・・
トラベラーとか・・・
by LEE (2005-09-14 01:51) 

まりりん

そですねー。読み物ですよね、あれって。
まぁ、私的には歴史の教科書も読み物と思って読んじゃうわけですが。

昔のゲーム…あんまり古いの知らないんですが、
確かに以前LEEさんに見せてもらったヴァンパイア・マスカレードなんて、
読み物として最高ですものね。(とは言えその時パラパラしかしてませんが)
結局良い物は未だにサプリがでたり、リニューアルされたりしています。

最近のは…システム把握のためにはシンプルなのが楽なんですよねぇ。
システムそのものも焼き直しの方が取っつきやすかったり。
ブームなのかどうか知りませんが、若干粗製濫造気味とは思います。
でも、新しい=粗悪では無いのですから地道に面白いものを探すこと、
そしてそれをユーザーとして育てることができればいいな、と思います。
by まりりん (2005-09-16 22:17) 

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